【広尾駅】ってどんな街?大使館街と高級ヴィンテージマンション街

広尾駅ってどんな街?大使館街と高級ヴィンテージマンション街

渋谷区の広尾駅といえば「青山」や「麻布」、「白金」と並ぶ都心の高級住宅地として知られています。恵比寿と六本木の間に位置する「広尾」はどのような街なのでしょうか。

 

広尾駅の周辺

広尾駅周辺は各国の大使館が多く、昨今の訪日観光客が急増する以前から外国人を多く見かける街でした。日比谷線の広尾駅の近くには商店街が広がり、オフィスや学校、病院、マンション、寺院などが混在しています。

広尾駅から六本木、麻布十番や白金台にかけてのエリアには各国の大使館が並び、広尾駅の近くだけでもドイツ大使館、フランス大使館があります。

主な学校には、聖心女子大学、広尾学園 中高等学校(経営危機になった順心女子がモデルチェンジし共学化)があります。病院には日赤医療センター、都立広尾病院という2つの大きな病院が駅を挟んで南北にあります。広尾が都内の広範囲から人を集める街でもあることが分かります。

 

広尾駅の近くにある広尾プラザガレリア

ナショナル麻布

広尾駅から有栖川記念公園の方へ進むと、界隈の外国人の駐在員などを対象としたナショナル麻布スーパーがあります。

輸入食品や生鮮食品を多く置いています。価格は一般的なスーパーに比べると高価ですが、海外の珍しい食品やグッズを多く置いてあるので見ていて楽しいです。

スーパーを想像すると規模は小さいですが、店内は外国人で賑わっていて英語が飛びかっています。ピーナッツをそのままピーナッツバターにすることができる機会はアメリカのWhole Foodsなどで見かけるもので、日本では珍しいものです。

有栖川記念公園の隣にあるナショナル麻布

最近でこそiHerbやAmazonといったネットで外国のものを安く仕入れることができる上、コストコや成城石井やカルディといったオーガニック食品や輸入食品を扱っているお店も東京内外で増えて身近になっています。

しかしナショナル麻布は1962年に開業しており、広尾のシンボルにもなってきました。現在も地元の外国人などが訪れています。(1972年以降、映像プロダクションの東北新社の傘下になっています。)

広尾ガーデンヒルズ

1987年に竣工したマンションで、現在でも重厚なヴィンテージ感の溢れるマンションとして風格が漂っています。尚、ヒルズとついてはいますが森ビルとは関係なく、丘の多い東京ではヒルズという名称が多いのは自然なことかもしれません。

高級外車が行き交う通り。

広尾ガーデンヒルズはアメリカの東海岸にあるような、日本離れした広さと重厚さを兼ね備えたヴィンテージマンションです。

ガーデンヒルズの敷地中にはナショナル麻布スーパーが入っていますが、以前はザ・ガーデンでした。

広尾の商店街です。通りの先に東京タワーと麻布十番の項目でご紹介した「元麻布ヒルズ」(こちらは森ビル)が見ています。

広尾の商店街には喫茶店など、多様なお店があります。

広尾駅周辺

広尾にも古くからの街並みが残る一角もあります。

意外にも広尾駅には寺院も多くあります。

広尾駅からほど近い「祥雲寺」です。臨済宗大徳寺派の寺院です。

同じ臨済宗の香林禅院

有栖川記念公園は南麻布の起伏のある土地を生かして作られた自然の豊かな公園です。広尾駅側は丘の下になっています。

広尾ガーデンヒルズの北側から西麻布にかけては低層の高級マンションが続きます。

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