工事が急ピッチで進む【高輪ゲートウェイ駅】と未来の街並み
名称で日本中で有名になった『高輪ゲートウェイ駅』ですが、既に駅舎やホームが完成し、京浜東北線・山手線の運航ルートも修正されました。3月の本格開業に向けて準備が進んでいます。
開業しました (2020年3月追記)

高輪ゲートウェイシティ(2022年6月追記)
高輪ゲートウェイシティ(仮称)について、具体的な発表が出されています。日本初の鉄道の跡である高輪築堤の発見など、計画に影響を与えることがありましたが、2024年の開業に向けて工事が進んでいます。動画に撮りました。
高輪ゲートウェイ駅へのアプローチ
高輪ゲートウェイ駅へ車で入るアプローチとして、山側を走る第一京浜の泉岳寺駅付近と高輪二丁目交差点から、2本の道路が建設されています。
泉岳寺側のアプローチはこの泉岳寺交差点で、直進すると泉岳寺にぶつかり、魚藍坂へと逸れて抜けていく通りです。現在はT字路の泉岳寺交差点が十字路になり、新たに高輪ゲートウェイ駅の駅舎まで侵入していきます。
この泉岳寺交差点前には京急線・都営浅草線の泉岳寺駅があります。大変多くの寺院があるエリアです。

もう一方の品川寄りのアプローチは、この高輪二丁目交差点です。
この通りは大通りではありませんが、桂坂という坂を上がって白金台の駅前である日吉坂上交差点まで続いています。こちらも現在のT字路が十字路となり、高輪ゲートウェイ駅へと入っていきます。
高輪ゲートウェイの開発は主に山側(高輪側)に面していて、反対の港南側には将来的に橋とトンネルが設置されるようです。
高輪二丁目交差点まで来ると、品川駅がすぐ近くに見えます。
品川駅と田町駅の間にできる高輪ゲートウェイ駅ですが、実際はだいぶ品川駅寄りに作られています。
今はイベント広場のようなものを五輪に合わせて作っているようです。将来的には高層ビルが立ち並ぶ光景になります。
ピッカード・チルトン氏デザインの高輪ゲートウェイの街並み
海側から見た、高輪ゲートウェイ駅と街の完成予想図です。駅舎は隅健吾氏のデザインですが、周辺にできる街のデザインはピッカード・チルトンというアメリカの建築デザイナーが担当しています。
こちらは山側から見た様子です。ピッカードチルトンが発表している建物のデザインです。ガラスを多用した都会的なデザインで、日本の光景にもよく合うのではないでしょうか。
高輪ゲートウェイの再開発では、高層ビルが線路の北西に沿って立ち並ぶ光景となります。オリンピックが終了後、本格的に再開発が始まります。
最終的には田町側にマンションなども建設されるようです。
ピッカードチルトン氏という方のデザインですが、東京では八重洲駅前の再開発が同じデザイナーによって決定しています。
現在の高輪ゲートウェイ駅付近の様子
第一京浜です。
高輪ゲートウェイ駅との乗り換え駅となる予定の泉岳寺駅。京急線の発着地でもある泉岳寺駅も数年後には大変貌し、都会の最先端のスポットとなりそうです。
右側の背後に見えているのは品川シーズンテラスです。本当に品川駅に近いことが分かります。
背後に芝浦のタワーマンションやレインボーブリッジが見えています。周辺のタワーマンションからの景色も変貌し、夜景が綺麗になりそうです。(一部は富士山が見えなくなるなどの影響もあるかもしれません)
高輪神社がひっそりとあります。殺伐とした再開発や道路の脇にでも、こうした神社仏閣があるといいですね。
すぐに品川駅の高輪口になります。品川駅でも再開発が予定されています。
現在、高輪と港南口を結ぶのは地下を通る高輪架道橋のみになっています。謎のトンネルとして有名です。
