JR 高輪ゲートウェイ駅が開業

高輪ゲートウェイ駅が開業しました

高輪ゲートウェイ駅が部分開業しました。

山手線・京浜東北線の品川駅ー田町駅の間に開業し、駅の南側は品川駅の新幹線ホームが少し先に見えるような距離感です。駅の北側は京急線・都営浅草線の泉岳寺駅にも近くなっています。

スターバックス などは3月23日開業で、現時点では開店していませんでした。

開放感のある【高輪ゲートウェイ駅】ホーム

品川駅を出ると、あっという間に高輪ゲートウェイ駅に到着します。

高輪ゲートウェイ駅に到着しました。

屋根にはソーラーパネルが貼られていますが、光が入るようになっていて明るいです。

田町方向です。京浜東北線が山手線の外回りを跨いでいきます。この交差により、田町以北は山手線と京浜東北線は同一方向・同一ホームで乗り換えが可能となっています。

ここ、高輪ゲートウェイ駅では山手線と京浜東北線がそれぞれのホームを持ちます。

また、お隣の品川駅では2022年頃を目処に山手線の外回りと京浜東北線の上り線を対面ホームにする工事を行っており、大井町→品川→大崎 という流れが階段の昇降なしに乗り換え可能になります。これは大変便利そうです。

 

最も北側の階段になります。下り専用のエスカレーターが併設。

電光掲示板、時計など、黒を基調としてすっきりとしたデザインです。

ホームの中央部分は大きな吹き抜けとなっていて、東京では珍しい構造です。

屋根がないので開放感があり、活気も感じられます。新宿駅もこのようにならないものでしょうか。

北側と南側に2つの改札口が設けられる様子ですが、現在は北側(田町寄り)のみが開いています。

高輪ゲートウェイ駅から港南・芝浦側へのルートは

南側は未開業です。こちらからは駅の海側の港南・芝浦方面へとペデストリアンデッキが延びる予定です。

コンコースから外を見ると、品川駅の港南口のビル群が近くまで見えています。

ペデストリアンデッキが開通すれば港南側へとアクセスする貴重なルートとなりそうです。しかし開業は「未定」とのことです。

南側への駅の南側へとアクセスする貴重なルートとなりそうです。しかし開業は未定とのことです。

港南、芝浦とは連絡通路の完成が未定なことから、しばらくは近いようで遠い場所になりそうです。現時点で最も近いアクセス方法は先日書きました「高輪架道橋」を通るしかなさそうです。

港区の資料によると、2026年には新しい地下道が完成予定となっています。

随所に見られるモダンなデザイン

明るい木目と明快な路線色、大きな文字と、2020年的な分かりやすいデザインです。

改札横の駅員室もガラス張りです。最近は私鉄でもこのスタイルが主流になってきました。

実験的に用いられている新型の自動改札機です。Apple Wathなどをスイカにしている方にはとても使いやすい角度だと思います。

駅前の様子

開業早々に話題になった明朝体の駅ロゴです。

外壁の駅名も明朝体です。

駅前は現時点では広々としていて、遠くの田町駅周辺のビルが見えています。

本格的に高輪ゲートウェイのまちづくりが始まったようです。この白い囲いをぐるっと北に回ると泉岳寺駅があります。

1階に降りました。駅の田町方向。

品川方向

現在は泉岳寺・高輪方面を走る第一京浜に直接出ることができるデッキを作っています。このデッキがそのまま反対側へと伸びて港南方面に繋がるのでしょうか。

高輪ゲートウェイ駅の今後の再開発に期待が膨らみます。

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参照リンク:

内閣府国家戦略特区 (pdf)

品川駅の利便性向上と混雑緩和 JR東日本(pdf)