「芝浦」ってどんな街?【田町駅】から高級タワマン芝浦アイランドへ。ブランズタワー芝浦も

JR田町駅は芝浦側(東口)、三田側(西口)に出るかで大きく雰囲気の異なる駅です。西側の三田は密集した商店街が続き慶應大学に至るのに対し、東側は整然とした道路にタワーマンションやオフィスが並ぶ芝浦地区となっています。

三田側は都営地下鉄の三田駅で既に取り扱っているので、今回は芝浦口を見てみたいと思います。

【三田駅】ってどんな街?慶應学生街とオフィス街の2つの顔
三田駅はJR田町駅前にある都営地下鉄の駅 三田駅はJR田町駅前にある都営地下鉄の駅です。 三田と言えば慶應大学。三田駅から徒歩7分の所に三田キャンパスがあります。 三田駅・田町駅周辺はオフィス街で、オフィスビルが林...

「芝浦」ってどんな街?【田町駅】から高級タワマン芝浦アイランドへ。ブランズタワー芝浦も

芝浦の玄関口【田町駅】ってどんな街?

田町駅の改札口を出ると西側が三田口、東側が芝浦口となっています。三田口の駅前には都営三田線、都営浅草線の「三田駅」もあります。

JR田町駅は乗車人員だけで1日15万人以上と非常に利用者が多く、年々増加傾向にあります。どの駅も利用者数が増加しており、都心回帰が顕著になっています。

田町駅 芝浦口 街レポ

芝浦口から浜松町駅の方向を見た様子です。浜松町駅とは1.5キロ離れています。

芝浦口の南側、駅前の一等地には東京工業大学附属高校があります。

右奥に見えている変わった形の高層ビルは三田ベルジュビルです。上層階の形が異なる部分は住居になっているとのことです。

芝浦は今でこそ人気の一等地でありますが、田町駅の芝浦側は以前は埋立地の倉庫街で、人が少なかったようです。

ペデストリアンデッキから見た、田町駅芝浦口の様子です。遠くに見えるタワーマンションは芝浦アイランドです。

むすぶたまち (msb Tamachi)  – 田町ステーションタワーSとN

芝浦口の北側にあるのが、「むすぶたまち (msb Tamachi)」という再開発エリアです。

現在は32階建ての「田町ステーションタワーS」と 、「プルマン東京田町ホテル」が開業済です。

2020年には36階建ての「田町ステーションタワー N」が追加で開業します。

低層階は商業施設になっており、スーパーのLIFEやドラッグストアのマツモトキヨシ、スターバックスコーヒー、くまざわ書店などが入っています。

一階のスーパーのライフです。店内は郊外のスーパーと同じくらいの広さがあり、お惣菜や生鮮食品も充実していました。都心でこのようなスーパーがあるのは珍しいです。

プルマンホテルです。ソフィテルやノボテルと同じフランスのアコーホテル系で、高級ホテルの少し下、くらいの位置付けで世界各地に進出しています。

ステーションタワー Sの2階の内部です。通路には昔の田町の街並みの写真が飾られていました。

芝浦(なぎさ通り〜旧海岸通り)

田町駅の芝浦口は全体が港区芝浦という地名になっています。

田町駅前です。

駅前からは「なぎさ通り」という通りが芝浦アイランドの方向へと伸びています。

田町駅から最初の橋を渡ります。

ここから芝浦三丁目の5角形の形をした島の部分に入ります。


飲食店が多く活気があります。

多くのチェーン店の飲食店やカフェ、銀行ATMがあり、生活するには非常に便利そうです。

旧海岸通りが交差する芝浦三丁目の交差点にきました。目の前に芝浦アイランドが見えています。

品川方向(右)に見えている白いタワーマンションはキャピタルマークタワーです。

ここから左に曲がって、ブランズ芝浦タワーの建設場所を見にいきました。

茶色いビルは五十嵐ビルというビルです。その前にはビルの所有者でもある五十嵐冷蔵という物流企業の巨大な倉庫があります。

運河の脇を東京モノレールが通っていく、東京らしい光景です。浜松町駅をでた東京モノレールは2分ほどでこの地点を通過していきます。

ブランズ芝浦タワー建設予定地〜芝浦アイランド

芝浦二丁目の交差点です。こちらでは東急不動産の「ブランズタワー芝浦」を建設中です。

32階建て、482戸の超高級マンションが誕生します。

背後に見えているツインのタワーマンションは、パークタワー芝浦ベイワードのアーバンウイング(左)、オーシャンウイング(右)です。

パークタワー芝浦の南側の部屋からの景色と、ブランズ芝浦タワーの北側の部屋からの景色は干渉してしまうものと思われます。

ブランズ芝浦タワーの向かいから、田町駅方向を見た様子です。田町駅徒歩8分ということで、決して遠くはありません。また、駅までの経路に運河や公園、スーパーや飲食店街があるのは魅力的です。

ブランズタワー芝浦の東側には「パークアクシス芝浦」があります。

≪公式≫ブランズタワー 芝浦|港区×JR山手線「田町」駅徒歩8分×超高層水辺タワーの分譲マンション|東急不動産の住まい[BRANZ(ブランズ)]
「ブランズタワー 芝浦」公式ホームページ。JR山手線「田町」駅徒歩8分。東急不動産の「ブランズシリーズ」登場。

芝浦アイランド

芝浦アイランドは、ケープタワー、エアタワー、ブルームタワー、グローヴタワーの超高層タワーマンションから成る再開発地域です。

総戸数4000戸、約1万人が居住する街になっています。

芝浦アイランドの整備された街並み

運河沿いのカフェテリアなども。

ピーコックストアがありました。イオン系なのでイオンブランドの商品も手に入ります。

橋からはすぐ先にレインボーブリッジが見えています。

運河の先の中央に見えているのは、浜松町駅の記事で触れた東急のビルです。

この先に行くとゆりかもめの芝浦埠頭駅もあります。

「都心住まい」の大人気スポット芝浦

芝浦は都心のライフスタイルを送るには最適の地として人気が出ているようです。芝浦のメリットとしては以下のようなことが考えられます。

  • 部屋により、レインボーブリッジや東京湾の絶景が楽しめる。
  • 道路が広々としていて、都心でありながら窮屈感が少ない
  • 古い木造建築などが極端に少なく、人工的で綺麗な街並みである。
  • 三田駅界隈の多様な飲食店も楽しめる。
  • リニアが発着予定の品川駅や新しい高輪ゲートウェイ駅など、東京の最新スポットが近い。
  • 羽田空港へのアクセスが良い。

港区は2030年でも人口増が進むと言われ、今後も都市の景観が変わっていくことと思われます。

都心回帰の一因は311の震災とも言われ、帰宅困難になった経験や、23区を除く地区での計画停電が静かに不安を与え、「いざという時のために家族は会社の近くに」、「住むなら23区に」という考えになっている可能性もあります。