4つの駅から成り立つ【御徒町駅】JR御徒町駅・仲御徒町駅・上野御徒町駅・上野広小路駅

JR2線と地下鉄3路線が交錯する御徒町駅(おかちまち)周辺。上野駅と繋がる活気のある繁華街は、上野経済圏を形成しています。となっています。

言わずと知れたアメ横をはじめ、長く東京に住む人でもふと行きたくなる賑やかさと面白さがあります。今では海外の観光客にも大人気の御徒町とは、どんな街なのでしょうか。

1990年1月の陥没事故から30年が経過した2020年1月、御徒町の街を歩いてきました。

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4つの駅から成り立つ【御徒町駅】JR御徒町駅・仲御徒町駅・上野御徒町駅・上野広小路駅


「御徒町駅」はJR山手線とJR京浜東北線が停車する高架駅ですが、地下鉄を含めると4駅から構成されるターミナルになっています。

JR御徒町駅を取り囲むように、東京メトロ銀座線の「上野広小路駅」、大江戸線の「上野御徒町駅」、日比谷線の「中御徒町駅」があります。

駅名が異なるのがややこしいですが、地下鉄はすべて地下道で繋がっています。JR御徒町駅だけが直接の通路がなく、雨の日はどう頑張っても傘が必要になるような構造です。

JR御徒町駅とは直結していない御徒町の地下鉄駅ですが、銀座線が走る中央通りに地下道が完成し、一駅先のJR上野駅や京成上野駅とは地下道で繋がっています。

 

御徒町駅周辺

御徒町駅の西口を走る中央通りです。右奥に見えているのが上野松坂屋(御徒町駅前)です。

上野駅から御徒町間へと続く人の流れは、松坂屋の辺りで途絶えます。

この2駅間を結ぶJRのガード下とその脇に発達した「アメ横」が中心となり、中央通り沿いにも AbAbや松坂屋などのお店があり、賑わっています。

上野公園があることもあり、観光客が上野から御徒町の方へ回遊する流れもできており、松坂屋のあたりまでは週末や公園が混む季節は大混雑です。

住む場所としての御徒町

御徒町駅周辺は繁華街すぎて住むには少々賑やかすぎるかもしれませんが、昭和通りを渡って新御徒町駅の方向(東側)へ行くと、マンションも多くあります。現在、上野、御徒町界隈では新しいマンションも販売予定です。

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御徒町の街レポ

冷たい雨の日の街レポートとなりました。

御徒町駅南口です。高架下が新しく整備されていて、カフェやファストフード店が並んでいます。

駅前の高層ビルは旧松坂屋別館を再開発した、パルコ屋、東宝シネマとオフィスビルです。

松坂屋と合併した大丸が、松坂屋の別館を再開発し、セゾングループから買収していたパルコや映画館の入る複合ビルへ切り替えたという経緯です。

再開発前の地下食品街は本館と別館にまたがっていて広く、別館には更に地下2階がありました。ここには東京では珍しい明石焼きのお店「たこ八」があったのですが、移転することなく閉店してしまいました。※2014年3月に撮影したものです。
写真でも見られる通りの常に年齢層の高い客層でしたが、若者向けのパルコになってから、彼らはどこへ行っているのでしょうか。

パルコ屋の前から見た、御徒町駅の南口付近です。

この中央通りは秋葉原へと続き、JR神田駅をくぐって日本橋、銀座のメイン通りとなります。

そのまま秋葉原まで歩いていくことも可能ですが、途中の街並みはオフィスが主流となりお店も少なくなるので、電車に乗るのが一般的ではないでしょうか。

上野駅方向を見ると昔からこの地にあるAbAbがあります。左に見えている森は上野公園で、地下には空港へのスカイライナーが発着する京成上野駅があります。

上野方面から見た御徒町の松坂屋方向です。

アメ横

御徒町駅と上野駅の間には言わずと知れたアメ横があります。アメ横の他にも多数の商店街が軒を連ねていて、東京では少なくなっている活気と混沌の入り混じった雰囲気があります。

霧雨の降る1月の寒い日でしたが、新年の名残があり活気があります。

JRの高架を抜けて東側へ出ます。

雑居ビル、ビジネスホテル、店舗が所狭しと並んでいます。

鉄道の高架下には延々と店舗が続いています。(上野方面)

(御徒町方面)

御徒町駅へ戻ります。

御徒町駅の北口です。南口より混雑しています。

北口前の道路は1990年1月22日に陥没し、ニュースとなりました。

この日は他に用があって御徒町に行ったのですが、たまたま2020年の1月23日で、前日で30年が経過したということを知りました。

幸い死傷者はいませんでしたが、車が落ちている光景は衝撃的でした。上越新幹線の手抜き工事が原因とネットでは書いてありましたが、そのような結果だったとは今日まで知りませんでした。

この当時、この下を通る大江戸線はまだありませんでした。

北口の様子です。

これは大江戸線の出入口から撮影した様子です。先程の御徒町駅北口までの最短距離のルートとなりますが、若干離れています。

御徒町駅の様子です。上野東京ラインが通るため、大きなガードになっています。

北側にもひっそりと地下駅の入り口があります。

昭和通りの方向へと進むと紫色の多慶屋が見えてきました。御徒町を地元とする総合ディスカウントストアで、周囲のいくつものビルにお店を構えています。

昭和通りです。上を首都高が走っています。

御徒町の問題

御徒町駅のデータでとても気になることが、利用客数が大幅に減り続けてきたことです。

JR御徒町駅の乗車人員は1993年の約94,000人をピークに減少を続けており、2015年の約67,000人にまで減少しています。

また、日比谷線の仲御徒町駅も90年代初頭のバブル崩壊後から2016年までは年々利用客数が減少していました。

減少の理由としては、サラリーマンのお父さんたちの定年と高齢化で都心に来なくなった、街の魅力がなくなり人が来なくなった、若者に人気がなくなり買い物客が来なくなった、他の街の台頭で流れた、などが考えられるでしょうか。

どちらもここ数年は外国人観光客の影響からか、微増に転じています。

2000年に開通し、御徒町と新宿を直通で結ぶ大江戸線の上野御徒町駅は乗降客数が6万人を超えています。とはいえ、御徒町駅におけるJR利用客の減少は大江戸線の開通後に大きな変化があったわけではないため、直接は連動していない模様でした。

御徒町の特徴

御徒町は決して若者がいくおしゃれなスポットではないですし、再開発も限定的です。しかしそういった綺麗すぎず、やや怪しい雰囲気があるからこそ人気で、昭和感やアジア感が観光客にも人気です。

新宿や池袋、渋谷と比較してお年寄りが多く、お年寄りが行っても楽める場所があるのかもしれません。

東京の多くの場所が再開発で綺麗になっていく中で、御徒町の混沌とした良さは安全な範囲内で残って欲しいと個人的には思います。

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