羽田空港の発着ルート変更で都心西部への影響は。京急、モノレールは駅の名称変更

試験運用開始で都庁の上空を下降している飛行機。

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3月に大きく変わる羽田空港。発着ルート変更、第2Tの国際化で駅の名称変更

政府は羽田空港の国際化を進めており、2020年の3月に羽田空港が大きく変わります。

1)発着枠の拡大により、新たな着陸ルートとして新宿や渋谷の上空を通るルートが追加。

2)現在ANAの国内線が使用している第2ターミナルに国際線が追加される。

3)空港へのアクセスとなる京急・東京モノレールの駅名が変更になります。

発着ルートの変更

東京は1年の6割が北風、4割が南風だそうです。

2020年3月以降、南風の時、国際線の着陸が集中する午後の1日3時間ほど、新しい着陸ルートが使用されます。

国土交通省ホームページより:

羽田空港 何が変わる?~2020年羽田空港の国際線増便に向けて〜
羽田空港は、2020年の国際線増便の実現に向け、新飛行経路の運用の準備を進めています。新飛行経路の詳細や各種対策・取組状況などについて、ご説明いたします。
  • ピンクの経路(羽田C滑走路に着陸するルート)が毎時30本
  • グリーンの経路(羽田A滑走路に着陸するルート)が毎時14本の、毎時44本を想定。

2つのルートから並行してほぼ同時に進入することもありそうです。

C滑走路(ピンク)経路の主要地点:新宿駅の上空900メートルを通り、広尾周辺の上空を高度750メートルで、品川駅の南を高度450メートルで通ります。
A滑走路(グリーン)経路の主要地点:新宿の西側の初台付近を上空900メートルで通り、渋谷駅のほぼ真上を上空750メートルで、大崎駅、大井町駅の上空を高度450メートルで飛行機が通ります。
騒音問題

一般的に旅客機の音は改善が進んでいて軍用機などと比べると大きくはないようですが、上空500メートル以下で飛行機が真上を通過する大崎や大井町では、結構な大きさで飛行機が見えて音も大きそうです。

午前中や夜間は飛行がないこともあり、不動産価値への影響は限定的かもしれませんが、音への敏感さは人によりけりです。飛行ルート上に家を買う場合、特に防音設備の弱い住宅に住む場合には、飛行している時間帯に一度訪れてみた方がいいかもしれません。

騒音問題回避のためとはいえ、急降下すぎる?

都心西部の騒音を回避するために最後まで少しでも高い位置を飛ぶように見直しが行われました。ところが、この降下角度(3.5度)は世界でも稀な急降下となるようで、パイロット、特に外国からのパイロットにはかなり難易度の高い着陸であると、東京新聞が記事にし、Twitterでも某パイロットさんがこぼされていました。

悪天候時は全体的に少し早めに高度を下げる場合もあるようです。

羽田新ルートでの着陸は飛行機の左側の窓際に座っていると下降時に東京の光景が綺麗に見えそうですが、乗っている乗客にとって体感できるほどの急降下ではないと良いのですが。

羽田空港における駅名称の変更

国際線の一部が第2ターミナルに移転することにより現在の鉄道駅名が不適切になるため、3月29日より、京急とモノレールは羽田空港の駅名を以下の通り変更します。

京急
「羽田空港国内線ターミナル駅」から「羽田空港第1・第2ターミナル駅」に変更。
「羽田空港国際線ターミナル駅」から「羽田空港第3ターミナル駅」に変更。
東京モノレール
「羽田空港第1ビル駅」から「羽田空港第1ターミナル駅」に変更。
「羽田空港第2ビル駅」から「羽田空港第2ターミナル駅」に変更。
「羽田空港国際線ビル駅」から「羽田空港第3ターミナル駅」に変更。

モノレールで使われていた「ビル」という名称が消え、「ターミナル」に変わります。

ANA国際線は目的地により羽田空港での下車駅が異なる

2020年3月29日以降、京急と東京モノレールの駅名は以下の通り変更になります。また、ANAは行き先によって下車駅が異なるようになります。新規就航便を含め、ANAの国際線のうち毎日21便が現在ANAが国内線で使用する空港第2ビルから発着します。

第2ターミナル(現ANAターミナル) 第3ターミナル(現国際線ターミナル)
京急:羽田空港第1・第2ターミナル駅(現羽田空港国内線ターミナル駅) 京急:羽田空港第3ターミナル(現羽田空港国際線ターミナル駅)
モノレール:羽田空港第2ターミナル駅(現羽田空港第2ビル駅) モノレール:羽田空港第3ターミナル駅(現羽田空港国際線ビル駅)
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モスクワ
シドニー 台北 ソウル 上海
ホーチミンシティ 北京 香港 深セン
ジャカルタ 青島 マニラ 広州
シンガポール バンコク クアラルンプール
デリー

 

羽田空港の国際化が加速。東京は便利になるばかり?

日本では地方創生が叫ばれて久しいですが、東京一極集中は加速している状況です。

東京の国際競争力を上げるために、多くのフライトが成田空港から羽田空港に移転、更に増便がされる予定です。

東京の利便性はますます増して行きますが、騒音などの新たな問題や、より一層の人口過密など、東京の人が一緒に通り抜けていかないといけないテーマもあります。

 

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