【西新宿五丁目駅】ってどんな街?(1)中央公園の向こう側の街

西新宿五丁目駅ってどんな街?駅前から旧十二社界隈

中央公園の西新宿五丁目側から。遠くに都庁が見えています。

西新宿五丁目は西新宿のどこにあるのか

西新宿五丁目駅は、大江戸線で都心から向かうと都庁前の一駅先にある駅です。

「西新宿」という街の範囲は広く、北は職安通りに近い山手線の線路沿いから、西は初台駅の近くのオペラシティまで広がります。

西新宿五丁目駅は、分かりやすいように副駅名(清水橋)という名称が付いています。

清水橋というのは新宿駅から西に伸びる方南通りと山手通りが交差する交差点の名称で、元々はその近辺にあった橋から名付けられたようです。

お店の少ない西新宿五丁目駅の周辺

西新宿五丁目駅は東には同じ大江戸線の都庁前駅があり、北には丸ノ内線の中野坂上駅、南には京王新線の初台駅があります。駅に挟まれていることもあり、あまり駅前は大きく発展はしていません。

不動産の方はお店が出店しにくいエリアだと話されていました。出店するなら新宿か、中野坂上か、初台が優先されてしまい、それらの街にぐるりと囲まれた西新宿五丁目はお店の空白地帯になってしまうとのことです。

3区が交わる地域

西新宿五丁目駅は、その名前の通り西新宿五丁目、西新宿四丁目、そして渋谷区本町が主な周辺地域の町名になります。

不動産情報などで見ると、中野区弥生町の一部地域も、西新宿五丁目駅が最寄駅になっています。

新宿区、渋谷区、中野区の3区が合流していますが、共に区の中心部からは離れています。

簡易的な行政サービスは新宿区民になると新宿中央公園の脇の角筈地域センター、渋谷区民になると渋谷本町出張所を使うことができます。中野区民になると西新宿五丁目付近にはなく、中野富士見町駅の近くの南中野地域事務所、または中野坂上駅の北側にある東部地域事務所を使用することができます。

地名の変遷

1970年までは西新宿五丁目は「淀橋」という名称が付いており、西新宿四丁目は主に「十二社」(じゅうにそう)という地名でした。

淀橋は、この界隈で創業のヨドバシカメラの名前の由来にもなっています。

十二社というのは由緒ある名前な気がしますが、淀橋というのは歴史はあるのでしょうが、さほどパッとしない名前です。「西新宿」という地名への変更による好影響は計り知れません。

東京には地名を変えるだけで地価が少し上がりそうな場所が沢山あります。

西新宿五丁目駅を歩いてみます

都営大江戸線のみの単独駅になります。西新宿五丁目駅の出口は二つあり、1つは方南通りの南側の四丁目側(A2)、もう1つは北側の五丁目側(A1)になります。バリアフリー完備なのは北側の出口のみになります。

都営 西新宿五丁目駅(公式)

西新宿五丁目駅のA2出口を出ると、まず目に飛び込んでくるのが道路向かいの「アパホテル西新宿五丁目タワー」です。700室以上あり、アパでは都内最大級のホテルだそうです。

外国人の宿泊が多いようで、近隣のレストランやコンビニエンスストアには驚くほど欧米人やアジア系の観光客であふれていました。

もう一つ、A1出口は駅の上に巨大な蟹がぶら下がっています。いうまでもなく、「かに道楽」のレストランが駅のビルに入っています。

駅前にはバス停があります。杉並区の複数の方面と新宿西口を結ぶ京王バスの路線で、新宿西口へ行くバスは日中でも4〜5分に1本走っています。

新宿駅の行き先によって大江戸線かバスかを使い分けるのも良いかもしれません。ここから新宿駅方向のバス停は、中央公園前の「十二社池ノ下」、高層ビル群の「新宿住友ビル」、「新宿野村ビル」、終点の「新宿駅西口」です。

西新宿五丁目駅〜新宿中央公園方面

まずは新宿中央公園の方向へ歩いてみます。

方南通りの新宿方面です。奥の左にそり出てるガラス張りの建物はセントラルパークラトゥールです。その奥にグリーンタワー、ヒルトン東京と続いています。

この通りは電線や電柱が地中化されているので、歩いていてとても気持ちがいいです。

先述のように駅前にしてはお店は少ないです。コンビニが多く、ファミリーマートは短い距離に3店舗が向かい合ってあります。

更に進むと十二社通りとの交差点に出ます。まっすぐ進むと新宿駅西口で、右側が新宿中央公園です。

ここから西新宿の高層ビル群にかけては登り坂になります。新宿駅や初台、中野坂上が高台にあるのに対し、西新宿五丁目駅と西の一帯は神田川に沿って海抜が低くなっていることが分かります。

このあたりは西新宿五丁目駅から徒歩5分もかからない程度だと思うのですが、新宿中央公園の向こう側には同じ大江戸線の都庁前駅の入り口もあります。

この交差点を右に登っていくと、新宿ニューシティーホテルから改装されたホテルザノットがあります。

西新宿にホテルザノット、The Knotがオープンしました。元は新宿ニューシティホテルという1979年から続くビジネスホテルでしたが、2018年の8月にホテルザノットというホテルに生まれ変わりました。モアザングリル、ダイニングなども開業しています。

新宿中央公園は一時期の暗いイメージから一新し、植栽の綺麗な公園になっています。外国人観光客などがのんびり散歩しています。

公園の反対側には、都庁前駅の入り口があります。(写真左下)

西新宿四丁目

西新宿五丁目駅の、方南通りから南側は西新宿4丁目になります。

この界隈に慣れた人には「丘の方」と言われる初台方向の住宅街です。元々は十二社という地名で、今でも古くからの住宅には「十二社」という住所表記が残されています。

上り坂になっています。

改装されたばかりの様子の、『旅館一直』

西新宿四丁目、中央公園の熊野神社を囲む辺りは昔は十二社池があり、その周りにお茶屋さんや旅館が並んでいたそうです。今でもそうした名残は残っていて、中央公園側は古い民家が密集しています。

新宿中央公園を振り返った様子。この先に熊野神社があります。そこから滝が池に流れていたということなので、この辺りは池の辺りだったのでしょうか。

西新宿4丁目は、このような坂になっている細い道が多くあります。

西新宿五丁目駅の裏手にある通路。起伏が多く、坂の途中に建っている家も多くあります。

西新宿五丁目駅から方南通り沿いに林立するマンションを抜けると、古くからの一軒家が密集した地域があります。

写真では分かりにくいのですが、駅からすぐに急な上り坂になります。

東側には西新宿の高層ビルが迫ってきています。左側の青いタワーマンションは前出の「シティタワー新宿新都心」です。2005年築と、最近のタワーマンションの林立の中では古い部類に入るのでしょうか。青い外観は珍しく、遠くからでも目立ちます。

西新宿五丁目駅から離れて行くように、いくつかの坂が初台方向へ伸びています。こちらを上がると中米のベリーズの大使館があります。

ベリーズ大使館。

この辺りから山手通り側(西側)は急に低層マンションが増え、大きな一軒家なども建っています。

この坂は四丁目の中でも山手通り側にあり、初台の方向へと続いています。

再び方南通りへ下ってきました。写真右側(初台方向)が西新宿四丁目になります。

西へ進むとすぐに山手通りにぶつかりました。ここが西新宿五丁目駅の副駅名ともなっている、清水橋交差点になります。

この地下は首都高の中央環状線(C1)が通っています。西新宿五丁目駅を出た大江戸線は北に急カーブをしながらこの首都高の下へグイッと潜り、中野坂上駅へと北上します。

山手通りの初台方向です。山手通りはよく整備され、綺麗に歩きやすくなっています。

右側は伊藤園の本社です。山手通りは初台方向に向けて上り坂になっています。普通の自転車では漕ぐのが厳しいくらいの坂です。坂の上にそびえているのが初台のオペラシティです。

次回はもう少し西方向へ進み、北側の西新宿五丁目、タワー60、ラトゥールの方向を続きます。

西新宿五丁目駅へのアクセス

大江戸線(直通)新宿:4分、六本木:13分、大門:20分

主なターミナル・空港からの所要時間

渋谷駅:十二社通り、または山手通りから直通の京王バスあり

東京駅:28分 (新宿からJR中央線快速)

羽田空港国内線ターミナル:47分 (大門から京急線)

成田空港駅:90分 (上野御徒町からスカイライナー、または大門からアクセス特急)

訪問次第、写真は随時追加していきます。

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