青砥
Aoto - あおと
<東京都葛飾区>
京成本線・京成押上線
青砥駅は東京都葛飾区にある京成線の駅です。千葉・成田空港方面からの列車はこの駅で京成本線(日暮里・上野)と京成押上線(押上・都営浅草線直通)に分岐します。
駅近くには中川が流れ古くからの住宅地が広がります。高架下がスーパーや飲食店の入る駅ビルになっており、駅前には小規模な商店街も。上野や浅草、日本橋への直通アクセスはピカイチで、羽田・成田空港へのアクセスも抜群です。
【青砥駅】ってどんな街?京成本線と押上線が合流・葛飾区青戸周辺
青砥駅は高架駅になっており、2階が上野・押上方面、3階が千葉県方面になっています。
成田空港へ向かうスカイライナーは上野から、無料のアクセス特急は押上方面から青砥駅に入ります。スカイライナーは通常は通過しますが、4月11日より「当面の間」一部のスカイライナーが青砥駅に停車することになりました。
青砥駅周辺
駅のすぐ南では中川が新中川と分離し、大きく蛇行する中川が駅のすぐ南側を掠めています。
青砥駅は葛飾区青戸にありますが、「青砥」という地名と青戸は関係がなく、青戸という地名は昔このあたりが大きな港だったことから「大戸(戸は船着場を意味する)」の漢字が変わり(青戸(読みは当初は「おおと」)に変わったようです。最初の記録は鎌倉時代。
一方、青砥は歌舞伎の『青砥稿花紅彩画』にも登場する実在の人物名「青砥藤綱」から来ているようで、青砥藤綱ゆかりの大光明寺が中川を挟んですぐ向かいの高砂にあります。
こういう不思議な漢字の違いなどは、楽しいですね。青砥駅の北側には葛西城跡地もあり、青砥駅周辺が鎌倉時代から比較的認識されていた土地だったことが分かります。
青砥駅前の様子
青砥駅の街レポート
青砥駅の南側です。
青砥駅の少し南側を歩くと、すぐに中川にぶつかります。この先を進むと京成立石駅の方向です。
中川と駅の間の小さな地区に主に一軒家が広がっています。
駅を潜り抜けて、青砥駅の北側へと出ます。
青砥駅は高架下が「エルム」という大きなショッピングセンターになっています。スーパーやレストラン、百円ショップに薬局、書店まで生活に便利なお店が揃っています。
駅の北側は雑居ビルも多く、賑わっています。
プチ飲み屋街のような通りもありました。
京成バス(新小53系統)は、新小岩駅〜青砥駅〜亀有駅と葛飾区内を結ぶバスです。
程よい賑わいのある街です。
駅の北側に続く商店街です。薬局やドトールコーヒー、「おかしのまちおか」などが並んでいます。
スーパーマーケット、リブレ京成があります。
青砥駅からのアクセス 京成本線・京成押上線(都営浅草線直通)
成田空港と羽田空港を結ぶアクセス特急が青砥駅にも停車することから、空港アクセスは抜群です。
日暮里駅(JR山手線) | 直通10分(特急など) |
日本橋駅(都営浅草線直通) | 直通15分(エアポート快特) |
東京駅(新幹線) | 約30分(日暮里駅からJR線) |
新宿駅 | 約35分(東日本橋経由) |
羽田空港 | 直通 44分(アクセス特急) |
成田空港 | 直通 49分(アクセス特急) |
京成電鉄は、都内区間を自由に乗り降りできる1日乗車券があり便利です。上野や日暮里はもちろん、柴又や金町、立石、押上など様々な街を散策できますので、お勧めです。