【浮間舟渡駅】対岸の埼玉県を見渡せるのんびりとした街

浮間舟渡駅〜対岸の埼玉県を見渡せるのんびりとした街

埼京線のJR浮間舟渡駅です。新宿から6駅、赤羽から2駅、各駅停車のみが停車する駅です。

東北・上越・北陸新幹線に沿って高架駅になっていて、埼京線は浮間舟渡駅を過ぎると荒川の長い鉄橋を超えて埼玉県に入ります。

浮間舟渡駅の改札は北側にあるのみで、ホームからエスカレーターを降りていくと唐突に改札の機械があるので慌ててSuicaを用意しました。

駅前の高架下には24時間営業のマルエツがあります。住人の方には大変便利そうです。

浮間舟渡駅周辺

駅周辺は公園や学校が多く、その他は低層の住宅地や小規模な工場、倉庫などになっていました。


線路の反対側(南側)にも出ることができますが、そちらは特に何も無いようでした。

駅前はロータリーがあり、タクシー乗り場もあります。失礼ながら、川の土手に近い寒々しい殺風景な駅前を想像していたら(西高島平駅のような)、意外にお店が多く綺麗な公園まであるではありませんか。まるでロサンゼルスのような(言い過ぎ)。

コンビニはもちろん、松屋、松乃家、モスバーガー、マクドナルド、と住む際に便利そうなお店が沢山ありました。

駅周辺には主要3コンビニも揃っています。

駅前には都立浮間公園が広がっています。駅から降りた時に緑と広い空間が目に入り、とても開放感があります。

ここから板橋区という表記があります。浮間舟渡駅はギリギリ赤羽駅や田端駅と同じ、東京都北区に所在しています。北区って意外に大きいですね。

北区浮間と板橋区舟渡にまたがっているため、浮間舟渡というようです。

30階建てのタワーマンション、アイタワーがあります。こちらの住所は板橋区舟渡。なんと板橋区で最も高い建物だということです。

公園は北側(埼玉方面)を向いて、左が板橋区、右が北区と真っ二つに別れています。

中央には大きな池があり、鴨などの鳥が沢山いました。

バードウォッチングのスポットにもなっているようです。少しアメリカの住宅地のような雰囲気です。浮間舟渡は来る前のイメージから、大きく覆されました。

公園から浮間舟渡駅の方を見た様子です。タワーマンションのアイタワーが良いシンボルになっています。やはり街には広場やシンボルといった、何らかの象徴やシンボルがあると良いのかもしれません。

公園を抜けると荒川の土手に上がることができます。

荒川の土手です。土手を上がるのって何だか楽しいですね。解放されると言いますか。

さて、土手を上がると、、、

対岸は埼玉県です。

荒川の本流はゴルフ場の更に奥となっていて、その向こうは埼玉県になります。沢山の高層ビルは川口駅前です。

少し左側、荒川の上流の方へ目を移すと埼京線と新幹線の橋が見えます。こちらの対岸は埼玉県戸田市(とだし)となり、すぐに戸田競艇の最寄駅である戸田公園の駅があります。

この辺りは夏になると板橋区・戸田市の共同の花火大会で大賑わいする場所です。浮間舟渡駅もこのように穏やかな日では想像も付かないほどに混雑することでしょう。

浮間舟渡駅へ戻り、駅の反対側へと回ってみました。

こちらは公共の施設や学校、公園が多いようです。

このまま歩いて三田線の駅まで歩くつもりが、この日は花粉症でダウンしました。すみません。また再訪次第、写真を投稿させていただきます。

浮間舟渡駅のホームから南側方面。オリンピックが見えていますが、あの辺りから先は三田線の駅の方が近くなるようです。

同じ埼玉県との県境にある駅として、都営三田線の西高島平駅があります。

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【浮間舟渡駅】から東京の主要ターミナル・空港へのアクセス

浮間舟渡駅を通る路線:JR埼京線

池袋駅13分埼京線で直通
新宿駅18分埼京線で直通
東京駅約30分赤羽から宇都宮線・高崎線(上野東京ライン)
羽田空港国内線ターミナル約49分総武快速線(品川)→京急線
成田空港駅約80分赤羽から京浜東北線、日暮里駅から京成スカイライナー

浮間舟渡駅のバリアフリー状況

浮間舟渡駅構内図

改札からホームまで、エレベーターが完備されています。ホームまで高さがあるので、エスカレーターは上り降り共に設定されています。

浮間舟渡駅の利便性・住みやすさ

住宅地は主に駅の北口になっています。駅の高架下にスーパーのマルエツ、駅前にはドラッグストアのウエルシア、飲食店やコンビニがあり、日常の食品などの買い物に困ることはなさそうです。

スーパー・銀行ATM

浮間舟渡駅前には24時間営業のマルエツがあります。但し銀行ATM(通帳が使えるもの)が現地でも地図上でも一件も見当たりませんでした。通帳を使う際は別の街に移動する必要がありそうです。もちろんコンビニATMはありますので、主な取引はそちらで可能になります。

活気

商店街などはありませんが、お店は点在しているのでそこそこ人がいるようです。マルエツやコンビニが24時間営業なので、終電後もそこそこの明るさが保たれていると思われます。

繁華街・文教地区か

駅周辺は公園や学校があり、静かな雰囲気でした。子供に悪影響を与えるようなお店などもありません。駅前にパチンコはありませんでしたが、近くの中山道沿いにはあります。

洪水・浸水

北を秩父山脈を起点とする荒川、南を埼玉県の川越市を起点とする新河岸川に挟まれ半島状の土地なので、浸水に対する情報はあまり良いものではありません。「想定最大規模降雨」で荒川が氾濫するという仮定で、浮間舟渡一帯は5〜10メートル以上の高さで浸水する可能性がある地域となっています。避難場所などについて事前に確認し、早めに非難するなどの準備が必要になります。

現代の東京でこのような事態になるとは考えにくいですが、一軒家やマンションの低層階を購入する場合には勇気がいる場所です。

北区のハザードマップ

板橋区のハザードマップ

地震

地震の危険度は道が整備されているか、古い木造建造物が多いかなどによっても左右されてきます。浮間舟渡周辺は決して地盤は強くありませんが、道は整備されている地域は危険度が1、密集地域が3となっています。

地震に関する地域危険度測定調査 地域危険度一覧表(北区)